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ダイドーハント 太陽光関連売上横ばい15億円へ

太陽光架台メーカーのダイドーハント(大阪府吹田市、肌勢宜記社長)は2024年8月期の太陽光関連の売上高が前期比横ばいの約15億〜16億円で着地する見込みだ。産業用架台の販売を伸ばしたが、住宅用架台の販売が振るわなかった模様だ。

同社は、太陽光関連売上高に占める産業用製品の売上比率を、前期の3割から4割まで高めた。同社ソーラー・エコ事業部の髙橋寛之次長は、「大型案件で採用されたほか、塩害対応品などの特注品の受注も増えた」と語る。

ただ一方で、太陽光発電システムメーカー向けに出荷していた主力である住宅用製品の販売が伸び悩んだという。

同社は現在、積雪地域向けの製品開発を進めており、髙橋次長は、「太陽光パネルの厚みが薄くなっており、パネルの耐荷重性が低下しているため、パネルの裏面に取り付けるバーを開発した。パネルメーカーと耐久試験を進めている」と進捗を述べた。

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