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英弘精機、茨城阿見町で太陽光発電所

自社モニタリングシステムで運用

(左)開所式でのテープカット (右)国内外6種類のモジュールを設置し

気象計測機器メーカーの英弘精機(東京都渋谷区、長谷川壽一社長)は4月12日、茨城県阿見町の香澄の里工業団地内に太陽光発電所を開設した。発電規模は約705kW。国内外6種類の異なるモジュールを設置したほか、自社のモニタリングシステムを導入、モジュールの発電特性などを評価する実証試験場として利用する。

当日に行われた開所式で、長谷川社長は関係者一同に感謝の意を表すとともに、当日来場した阿見小学校の児童に、「この太陽光発電所が、将来を担う皆さんの記憶のどこかに残って、それが環境やクリーンエネルギーへの意識を高めることになれば」と、期待を寄せた。

新設の発電所は阿見町が公募した同工業団内の敷地1万6千㎡の調整池に建設された。発電した電気は20年間に亘って東京電力に全量売電する。総工費は2億6千万円。

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