三交不動産、三重県伊勢市でメガソーラー稼動
運転開始当日には、石垣英一三重県副知事や鈴木健一伊勢市長をはじめとする地元関係者を招き、開所式を開催。森口文生三交不動産社長や上地崇夫千代田化工建設常務執行役員も出席した。
同社の中村充孝環境エネルギー事業部長は、「パネルは約20社の中からソーラーフロンティアさんを選定した。PCSの出力に対して、パネル出力を3割程度増やしたのは、朝夕の微弱光に強いというパネルの特長を最大限活かして総発電量を増やすため。コストダウンしつつ最大限パネルを設置できるように設置角度は10度に設定した」と述べる。
なお、8月に稼動を控える第二発電所は、モジュール出力が約3MW、PCS出力は約2.3MWとなる。
また同社は4月12日に「伊勢二見メガソーラー光の街」に続く太陽光発電事業として、2か所での太陽光発電所建設を発表している。
三重県津市河芸町に建設する「津メガソーラー杜の街」はモジュール出力2.5MW。総投資額は約6.3億円、13年11月の運転開始を計画している。
一方、三重県北牟婁郡紀北町に建設する「紀北町海山メガソーラー」はモジュール出力600kW、総投資額は約2億円。稼働は13年9月の予定だ。
いずれも自社所有地に建設する。今後も同社は、三重県内での太陽光発電事業を進めていく方針だ。