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太陽セメント工業、コンクリ架台4.5MW超受注へ

コンクリート製品メーカーの太陽セメント工業(大阪市福島区、石井克侑社長)は、独自に開発した太陽光発電用コンクリート架台の受注を伸ばしている。2013年3月までの受注量は、発電容量4.5MWを超える見込みだ。

メガソーラーでの採用第1号は茨城県神栖市に建設された発電容量1MWのメガソーラー。12月初旬に完工しており、13年1月に売電を開始する予定だ。同社は基礎・架台の供給のほか、施工指導やEPC(設計・調達・建設)に関するアドバイスも行った。

その他、関西や中国地方でのメガソーラーや数10〜数100kWクラスの太陽光発電所での受注も見込んでおり、発電容量にして4.5MWを上回る状況となっている。

なお、同社が開発したコンクリ架台は、自社所有地に建設したメガソーラーにも採用している。12年7月の第1発電所に続き、8月末には第2発電所も稼働、現在トータル3.5MWが稼働している。

営業企画室の岡田卓也室長は、自社製架台の特長について、「ブロック数でパネル設置角度の調整を行うため、低コストでの高角度設計が可能だ。また、施工性もよく、塩害地にも対応している」と述べる。

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