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FIP入札 24年度第2回は低調

22件33MWが落札

電力広域的運営推進機関は2024年8月23日、太陽光発電を対象とした24年度2回目のFIP(フィード・イン・プレミアム制度)の入札結果を公表した。落札量は募集容量の半分にも満たず、低調だった模様だ。

出力250kW以上の地上設置型の太陽光発電設備を対象とした24年度第2回のFIP入札は、初回の結果を受けて募集容量が107MWに設定されたが、参加資格審査に提出された事業計画数は僅か27件38.3MWだった。全てが参加資格を得たものの、実際の応札数は22件33.6MWにとどまり、全数が落札した。最終的な落札量は募集容量の約31%と低調だった。

kWhあたりの落札単価は、上限単価9.13円に対し、加重平均落札単価が8.08円、最低落札単価が5円と、いずれも前回を上回った。特別高圧案件は1件のみだった。

今回の結果を受け、次回の24年度第3回入札の募集容量は93MWに設定された。上限単価はkWhあたり9.05円で、事業計画の提出期限は10月15日、落札結果の公表は11月26日の予定だ。

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