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ソラックス・パワー PCSと変圧器のセット品発売

同社日本法人の平井俊峰営業部長

中国の蓄電設備メーカー、ソラックス・パワーは2024年10月、PCS(パワーコンディショナ)と変圧器を組み合わせた製品を発売した。EPC(設計・調達・建設)企業や商社などへ拡販していく構えだ。

同社は、鶴田電機製の変圧器を調達し、自社の出力50‌kWのPCSと組み合わせて製品化した。リパワリング(改修による出力増)向けの製品としてセットで販売していく。PCSの出力を49.5kWに設定することもできるようだ。

PCSの寸法は幅630mm×高さ521mm×奥行286mm、質量は約44.5kg。防水・防塵の保護等級はIP66である。

ソラックス・パワーは21年に日本法人を設立し、日本でハイブリッド型蓄電設備や産業用PCSなどを販売してきた。

同社日本法人の平井俊峰営業部長は、「日本ではリパワリング需要が旺盛になりつつある。セット販売で他社より低価格化を実現した」とし、「製品群を拡充するとともに、アフターサービスにも力を入れていく」と語った。

同社は2024年10月2日に幕張メッセで開幕した『第19回国際太陽光発電展【秋】』に出展し、多彩な製品を披露した。写真は同社の太陽光PCS(左)。展示会では蓄電設備も展示していた

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