TGオクトパスエナジー 再エネ調達拡大へ
東京ガスと英・オクトパスエナジーの合弁会社で電力小売りのTGオクトパスエナジー(東京都港区、中村肇社長)は再生可能エネルギー電力の調達に本腰を入れる。2024年度内に数十MWの開発を進める計画で、再エネ電力の調達比率を高めていく。
同社は太陽光発電所の開発を加速するため、23年12月にEPC会社のHSK(神奈川県横須賀市、髙北信子社長)と資本業務提携を交わし、HSKの発行済み株式の49%を取得した。HSKと連携して太陽光発電所の開発を強化していく。HSKはこれまで主に北関東で太陽光発電所を開発してきたが、資本提携を機に低圧太陽光発電所の開発を全国に広げる。
TGオクトパスエナジーの中村社長は、「太陽光発電所の開発を強化し、再エネ電力プランの提供先を広げていく。今回に限らず、協力先を増やし、再エネ電源をより多く確保したい」と語る。