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フォトボルテック、FRP製架台 本格提案

フォトボルテック(大阪府茨木市、池田真樹社長)は、4月よりFRP(=Fiber Reinforced Plastics、繊維強化プラスチック)製架台を本格販売する。産業用システムインテグレータ及び商社機能の強化の一環として、架台の製品ラインナップを拡充している。

FRP製架台は、軽量かつ塩害地域にも設置可能といった特長を持つ。部材点数を削減し、施工性を向上させるなど、同社で独自設計を施し、市場投入する予定だ。架台のみの販売も行なう。西島貞夫会長は、「FRP製架台は、重塩害地域にも導入できるもので、提案力の強化や差別化にも繋がるはずだ」と述べる。

また同社は、新星電気製のコンクリート縁石とカネカ製薄膜太陽電池を組み合わせたコンクリート架台の提案も行なうなど、様々な環境に合わせた基礎架台の提案を強めている。

西島会長は、「折板屋根用の金具も、金物メーカー大手との共同開発を進めている。パネルの上に乗らずに施工できるような金具や架台を製品化し、夏頃の市場投入を目指している」と語った。

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