安川電機、住宅用パワコン 多数台JET認証取得
安川電機(北九州市八幡西区、津田純嗣社長)は、8月に単相4.5kWタイプの住宅用パワーコンディショナの多数台用JET認証を取得、10月から順次出荷を開始する。多数台用のJET認証を取得したのは、オムロンに続いて2社目。単相5.8kWタイプについても現在申請中で、近日中にも取得できる見通しだ。
今回JET認証を取得したのは、屋内用200V級単相4.5kWタイプ。主な仕様は、最大許容入力電圧範囲DC400V、運転可能電圧範囲DC60〜400V(起動電圧80V)、定格入力電圧DC250V。騒音30dB以下、自立運転機能(1.5kVA)を搭載、変換効率は96%以上。重さ15㎏、寸法はW500㎜×H285㎜×D135㎜。住宅用パワーコンディショナについては、今後、屋外型の市場投入も計画している。
多数台用のJET認証は、取得することにより、複数台連系に関する相互干渉試験が不要となり、設置制限もなくなるというもの。
なお同社の住宅用パワーコンディショナは2012年度のグッドデザイン賞を受賞している。