PVきょうと設立へ 10月末
太陽光発電のIPP(独立系発電)事業会社、『PVきょうと』が今年10月末に設立される。出資するのは香港のコンサルタント会社、クリーングリーンパートナーズ(CGP)。京都府の自治体とも連携しながら、太陽光発電プロジェクトを複数立ち上げていく構えだ。
CGPは、今年5月にも、IPP事業会社、『PVかながわ(横浜市中区、福井エドワード社長)』を設立しており、今回はその第2弾となる。設立当初は、CGPがPVきょうとの発行済み株式の100%を保有する形をとるが、今後はパートナーからの出資を受け入れ、共同会社として運営していく予定だ。
PVきょうとの設立に携わる、PVかながわの福井社長は、「すでに土地も集まってきている。京都府など地元自治体と連携しながら事業を拡げていければと思う」としている。
一方、PVかながわは、神奈川県の県有施設の屋根貸し事業において、18棟、合計発電容量1.5MWの太陽光発電所の資産管理業務を請け負うことが決まった。これらは、グッドエネジーやエナリスなど5社で構成されるグループが選定された案件。福井社長は「PVきょうとも含めた当グループで、今後2、3年の間に1地域で6MW、全国各地で合計100MWを目指している」と語る。