クリーンエナジージャパン、スクリュー式架台 今期80MW目指す
豪州の架台メーカー、クリーンエナジーの日本法人であるクリーンエナジージャパン(横浜市中区、井原邦宣カントリーマネージャー)では、アルミ製スクリュー式架台を中心に、すでに40MWの受注を抱えるとし、今期80MWの供給を目指す。
さらに同社では13年度150MW、14年度300MWという壮大な3カ年計画も作成済みだ。
クリーンエナジーは2007年、ダニエル・ホング社長によって豪州で創業した架台メーカー。中国アモイにある製造拠点は「月産150MW、年間最大で2GWの生産能力を持つ」(井原邦宣カントリーマネージャー)ともいう。今年3月末までに累計実績が800MWを数えたとし、「世界トップ5の架台メーカー」だと語る。
一方、日本法人の設立は昨年9月。すでに今年3月には岩手県で約320kWの実績もあげた。同社架台の特徴は「コンクリート基礎に比べ工期を1/3に短縮できる」というその施工性だ。
「発注から製造まで約1ヶ月というデリバリーや、完成に近い状態で納入するなど施工性をあげるための工夫が随所に施されている」という。
また架台とともに、同社ではインバータでの国内展開も視野に入れている。