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ユニソン、廃棄パネル材で舗装用ブロック開発

同社の増渕和也取締役

舗装材開発のユニソン(愛知県豊田市、浅岡直人社長)は2024年10月25日、廃棄された太陽光パネルのガラスを使った舗装用ブロックを商品化した。30年以降のパネルの大量廃棄を見据え、ガラスの埋立量削減に寄与したい考えだ。

同社は、天然砂の代わりに廃棄パネルのカバーガラスを砂状に加工したものを使う舗装用ブロックを開発した。環境保全サービス製の太陽光パネル処理装置を導入した愛知海運からガラスカレット約400kgを調達し、豊田市内の工場で製造した。循環型社会の実現に向け、20年頃から試作品を製造しており、間もなく蒲郡市内の空き家を改修した宿泊施設に舗装用ブロックを設置する予定だ。

製品名は『サーキュラーぺイブソーラー』、寸法は300mm×300mm×60mm、質量は12.3kgである。

同社の増渕和也取締役は、「安価な価格帯で販売していく。パネルのガラスを有効活用することで、循環型社会の実現に寄与したい」と語る。

同社が開発した舗装用ブロック

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