英弘精機、茨城で740kW太陽光発電所建設
モジュール試験場として活用
セミナー開催 来場者100人超
同社は7月13日、東京都新宿区のベルサール新宿グランドで、第1回目の「日射セミナー」を開催した。取引先関係者ら100名以上が来場した。東京工業大学大学院助教の植田譲氏をはじめ、千葉大学教授の高村民雄氏、日本気象協会の坂垣昭彦氏、産業技術総合研究所の大関崇氏、英弘精機の加藤正氏が講演。いずれも、メガソーラー市場の創出に伴う日射計測のニーズ拡大に対し、「日射」に焦点を当てたものだった。質疑応答も交え知見を高め合った。
長谷川社長は冒頭、「当社と太陽光発電の接点は70年代からで、主に太陽電池の研究開発向けに計測器を提供してきた。今後も引き続き継続していくが、特に5〜10年の間は、メガソーラー分野において、モニタリングシステムの提供や、建設候補地の評価、日射の発電予測などを通じて役に立てればと思う」と挨拶した。