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フォトボルテック、社長交代 新社長に池田真樹専務が昇任

西島社長は会長に

産業用市場へ本格進出

一方、新たに社長に就任した池田氏は、横浜環境デザインの社長として業界内では名を知られた存在だ。池田新社長は06年の発電マングループ立ち上げからメンバーとして参加、11年1月からは役員として経営にも参画している。

池田氏は、基本的にこれまでの経営方針を踏襲していくとしたうえで、「中心事業である研修事業を引き続き強化しつつ、動き出した産業用太陽光発電市場へ本格的に乗り出していきたい」と方針を語る。

11年から、設計からアフターメンテナンスまで担う産業用太陽光発電システムインテグレータとして事業展開してきた同社であるが、より一層協会員と協力し、産業用市場へ展開していく。施工経験が豊富なタップ工房や横浜環境デザインはもちろんのこと、協会員にも様々な産業用案件の実績を持つ企業が存在する。「協会員とも工事などで提携し、“協会内JV”のような形でも事業を進めていきたい」(池田氏)。

さらに待ち受ける仕事の一つは、それら協会員が所属するPVプランナー協会の社団法人化だ。現在、フォトボルテックは幹事会社として協会運営に関わっているが、池田氏は「お互いの事業をより高めるためにも、独立した協会にしていきたい」とし、8月頃を目途に社団法人化を目指している。

なお、協会では、約1年前から進めていた地域ブロック制を今年6月に完成。7つの地域ブロックに組織を再編した。すでにブロック毎での研修も実施しており、最終的にはブロック毎の協会設立も視野に入れている。

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