日本PVプランナー育成協会、第1回産業用SI育成講座開講
日本PVプランナー育成協会(竹内政隆理事長)は、5月22日より産業用PVシステムインテグレータ(SI)育成講座をスタートした。7月14日まで全5回、延べ11日間実施される講習により、10kWから2MW以下までを主なターゲットに営業から設計、施工、メンテナンスまで一貫して行える産業用SIを育成する。
同講座のプログラムはフォトボルテック(大阪府茨城市、西島貞夫社長)が策定した。プログラムはシステム概要編、営業編、システム設計編、施工編、試験調整・メンテナンス編の全5回。第1回のシステム概要編は5月22日から3日間の日程で開講、参加者は長野県佐久市に設置されている産業用システムや山梨県の北杜サイトなど、実際に設置された産業用案件を見学し、住宅用と産業用の太陽光発電システムの違いなどを学んだ。
今後開講される講座では、フォトボルテック顧問でもある小笠原忠好伊坂電気技術部長、アーキヤマデの井上周氏、ラプラスシステムの上之薗有夏氏、伊坂電気の国生信吾氏、泉州電業の富永光明氏のほか、機器メーカーやSI企業からも講師を招く予定だ。
協会理事である西島貞夫フォトボルテック社長は「産業用分野は、あまりに多岐にわたるため、全てを網羅するのは難しいが、当講座を全て受講すればSIにとって基本的なことを学べる。産業用分野における本当のSIを育成していく」と講座について語る。
なお第2回講座は、営業編として、6月15、16日に東京での開講を予定している。日本PVプランナー育成協会の会員でなくても受講は可能。