日本エコライフ、今期売上倍増 20億円見込み
住宅用PV販売の日本エコライフ(福岡市博多区、山森卓夫社長)は、今年7月期の売上高が前期比倍増の20億円規模になる見通しだ。国内のPV需要の高まりを受けて、住宅用PVシステムの卸販売事業を伸ばした。現在、月間の販売件数は前年比倍増の100件ペースで推移。今期の住宅用PVの販売量は、発電規模にして4MWを超える模様だ。
同社は11年から、住宅用PVシステムの卸販売に力を入れている。国内のモジュールメーカー、フジプレアムの九州地区販売代理店として、卸販売を展開。取引する販売店数は、現在100社に上っている。
津留健二代表取締役専務は「地域密着を念頭に、今後も営業を強化していく。来期は売上高30億円を目指したい」と意気軒昂に語った。
同社は06年より住宅用PV販売を開始。一時ヤマダ電機のFC店に加盟していたが09年に脱退し、フジプレアムと九州地区における販売代理店契約を締結する。その後「ゆめソーラー」という独自ブランドを立ち上げ、熊本市のショッピングセンター、「ゆめタウンはません」で店舗販売を開始した。現在は、国内外メーカー14社の製品を扱っている。