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岡田電気産業、販売店会会員670社に

電材商社の岡田電気産業(福島県いわき市、岡田大輔社長)は、グループの新桜井電機(宮城県仙台市、岡田大輔社長)と昨年7月に立ち上げた販売店会「東日本ソーラープロジェクト」の会員数が増加、3月末時点で670社に上っている。同会はPV販売で実績のない新規販売・施工店を対象に営業や施工のサポートを行う。今年度も会員数は増えており、1500社程度になる模様だ。

同会の会員企業は、岡田電気産業と新桜井電機の販売エリアである福島・新潟・宮城・山形・岩手・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川の1都11県において、両社と取引のある電気工事店や工務店など。定期的に研修会や商談会を開催し、営業支援や宣伝・販促ツールの提供も行う。

PVシステムは、主に岡田電気産業と新桜井電機が供給し、現地調査や見積りの支援も行う。取扱いメーカーはシャープ、三菱電機、パナソニック、東芝、ソーラーフロンティアなど10社以上。太陽光サポートセンター(東京都港区)の提供するアフターメンテナンスも差別化して販売するための選択肢の一つとして提案している。

山﨑康一執行役員営業企画部長は、「約2年前から構想はあった。今までPV販売に力を入れていなかった方々に、環境貢献ももちろんのこと、商材を拡げるという意味でも実施している」と意義を語り、「12年度は各社がノウハウを得て、独り立ちしてもらいたい。9月末までに1社1件以上の実績を残すことを目指している」と述べる。

岡田電気産業は約10年前からPV事業を開始。直売も行うが、卸販売が全体の90%以上を占める。11年度は住宅用を中心に約1千件販売している。

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