フォトボルテック、日本PVプランナー育成協会で産業用施工研修スタート
PVの施工及び販売に関するコンサルティング会社のフォトボルテック(大阪府茨木市、西島貞夫社長)は、同社が幹事会社を務める日本PVプランナー育成協会(竹内政隆理事長)で、今年から産業用PVの施工研修をスタートする。中小規模を中心にMWクラスまで、電気工事の設計から施工、取り付けなど営業面も含めてサポートする方針だ。
協会理事でもある西島貞夫社長は「MWクラスまでフォローしていくが、会員企業にとって、中小規模が主なターゲットになるはず。そこを中心に営業を含めた研修を行っていく」と語る。会員企業には、国内外の産業用案件の実績が多くあり、それらの経験も活かしていく方針だ。なお同社は産業用SI(システムインテグレータ)事業も進めており、設計・管理・調達を担い、施工は基本的に協会員が行う。
協会では設立時以来、住宅用施工及び販売に関する研修を実施している。西島社長は「補助金がなくなると、自由にシステムを組めるようになるだろう。その時にシステムを自由に構成できる力を持てるように住宅用SIであるPVプランナーを育成している」と意義を述べる。
研修は毎月東京と大阪で開催、販売8日間、施工16日間。受講者は1千名を超え、200社以上が施工・販売資格を保有。メーカーの施工ID研修にも講師を派遣している。