エムアイビーシー 住宅用太陽光パネル発売
シンガポールの太陽光パネルメーカー、マキシオンソーラーテクノロジーズの総代理店のエムアイビーシー(東京都港区、小西龍晴社長)はこのほど、住宅用太陽光パネルを発売した。工務店やハウスメーカー向けに拡販していく構えだ。
同社は、マキシオン製の両面受光型パネルを調達し、国内で販売する。利用者には30年の製品保証と30年の出力保証をそれぞれ付与する構えだ。
新製品は、3分の1カットの短冊状セルを繋ぎ合わせる『シングルドセルテクノロジー』とトップコン技術が導入されたn型単結晶パネルである。割れにくく、温度上昇を抑制する特徴があり、オールブラックで意匠性が高い。最大出力は450W、開放電圧は41.95Ⅴ、短絡電流は13.38A、変換効率は22.2%。寸法は1790mm×1134mm×30mmで、質量24.8kgである。
エムアイビーシーの小西社長は、「住宅用太陽光パネルの搭載率が高まっており、今後市場は拡大していくはずだ」としたうえで、「新製品も含めて30年までに300MWの販売を目指す」と語る。
同社は24年7月に設立し、9月から営業を開始した。マキシオンジャパンの営業部門としての役割を担い、住宅用太陽光発電設備や蓄電設備を販売している。