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エネファント 電力事業本格化

太陽光カーポートを無償設置

太陽光販売のエネファント(岐阜県多治見市、磯﨑顕三社長)は今年から電力事業を本格化する。電力小売りに加え、太陽光カーポートの設置やEV(電気自動車)レンタルサービスを組み合わせて提供。地域の課題解決に寄与する構えだ。

同社は太陽光カーポートを法人向けに無償で設置する。パナソニック製太陽光パネルを13kW搭載した製品で、EV用普通充電器も併設する。

太陽光電力はEVの充電や隣接する法人施設で使用し、エネファントが1kWhあたり25円で販売。余剰電力は売電する。カーポートは工事費込みで300万円程度かかるが、電力販売と売電で年間36万円程度の売上げとなり、8年程で償却できると見込んでいる。

同社はEVのレンタルサービスも併せて提供する。同社が法人を通じて、地域の若手社員にEVを貸し出す。エネファントの磯﨑社長は、「地方では車が欠かせないが、若者にとって車の所有は負担が大きい」とし、地域企業の若手人材の採用にも寄与すべくサービスを立ち上げた。

同社は2018〜19年にかけて電力小売りとカーポート設置、EVレンタルサービスの提案を始めた。

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