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EMソリューションズ デジタル化と再エネ導入の複合提案開始

日東工業グループのEMソリューションズ(東京都港区、真野貴明社長)はこのほど、企業や自治体向けにデジタル化と脱炭素化の複合提案を始めた。客先の業務効率を改善しつつ、再生可能エネルギー設備を導入し、脱炭素化や電力代の削減に寄与する構えだ。

同社は、現場作業が伴う建設業などを対象に、デジタル化で人手不足などの顧客の課題を解決する。マイク付きのウェアラブルカメラを使って現場の状況を共有しつつ、事務所と現場で常時やりとりが可能な体制をつくる。 さらに、太陽光発電設備や太陽光パネル搭載カーポート、蓄電設備、EV(電気自動車)などの導入を提案し、客先の脱炭素化や電力代削減に繋げる考えだ。

同社は、すでにウェアラブルカメラで現地調査などの業務改善を進めており、一定の効果があったことから自社の再エネ事業との複合提案を始めたという。

同社執行役員の水越隆総合企画部長は、「まずはカメラを活用して客先の業務効率化を図り、段階的に脱炭素化を提案していく」と述べた。

同社はデジタル化で人手不足などの顧客の課題を解決していく。写真はウェアラブルカメラの使用例。装着しているのは同社執行役員の水越隆総合企画部長

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