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トレンディ、蓄電設備付きPPA+小売り開始

P2P見据え囲い込み

シャープ子会社と協業

同社は需給管理や顧客管理、営業支援などをまとめた新電力会社向けの管理システムの提供を21年6月に開始するにあたって、シャープ子会社のSESJ(シャープエネルギーソリューション)と協業した。管理システムをSESJに提供しつつ、SESJを通じて電力事業を展開する。SESJは新築住宅オーナーにPPA方式の太陽光発電設備の無償設置を行い、設備の使用料と電気料金を条件付きの月額定額で徴収する。トレンディはSESJを取次として最終顧客と系統電力の契約を結ぶ仕組みだ。

同社は、管理システムを自治体新電力会社や最終顧客と接点を持つ企業へ訴求していく。需給管理業務のほか、電源調達も請け負う。

坂事業開発マネージャーは、「P2P電力取引は2~3年で大きく動くはず。電力取引の場を提供するために事業支援をきっかけに自治体との接点を持ちたい」と語る。

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