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デルタ電子、自家消費用の遠隔監視・制御装置発売

分散型PCS(パワーコンディショナ)メーカーの台・デルタ電子は2020年7月、自家消費用太陽光発電向けの遠隔監視・制御装置を発売した。住宅用と低圧用で、電力消費量の〝見える化〟と出力抑制量の低減に寄与する。年間1万台の販売を目指す。

同社は、自社の単相PCSに対応する遠隔監視・制御装置を開発。買電量や売電量を計測できる電流センサを併せて提供し、電力消費状況を確認できるようにした。出力抑制にも対応し、電力消費状況次第では出力抑制量の低減にも寄与する仕組みを開発。たとえば、全量出力抑制の指令を受けた際、従来はPCSを停止しなければならなかったが、自家消費分を差し引いて出力抑制できる仕様にした。なお、1台の装置でPCS32台まで監視・制御できる。

19年より全量売電用の遠隔監視・制御装置を提供しており、自家消費需要が高まっていることから新製品を開発した。

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