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NECキャピタル 法人向けPPAに着手

NECグループでリースなどを手掛けるNECキャピタルソリューション(東京都港区、今関智雄社長)が太陽光発電のPPA事業を始める。第1号案件として2021年8月にNECグループ企業の建物屋根に設置した設備を稼働させる。今後はグループ企業以外への提案も進めていく。

NECキャピタルは、設備の設計・施工をNECファシリティーズへ委託した。出力合計1158kWのカナディアン・ソーラー製太陽光パネルや、同950kWのSMA製パワーコンディショナなどをNECプラットフォームズの甲府事業所の屋根上6ヵ所へ分散して設置した。NECキャピタルが設備を所有し、発電した太陽光電力をNECプラットフォームズへ販売する。なお、電力の販売単価や契約年数、設備の総投資額などは公表していない。

NECキャピタルの澄川裕己地域活性化推進部長は、「NECグループは50年までに事業活動における温室効果ガス排出量ゼロを目指し、再エネ設備を増やしているが、脱炭素に取り組む顧客が多いので再エネを提供しようとPPAを始めた」と経緯を語った。

NECプラットフォームズの甲府事業所に設置した太陽光パネル

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