青森・鰺ケ沢町で廃校跡地に太陽光発電所

2013.02.04

SankeiBiz

 東北電力の子会社「東北ソーラーパワー」(仙台市)は4日、青森県鰺ケ沢町の廃校跡地に出力約420キロワットの太陽光発電所を建設すると発表した。6月ごろに着工、10月の運転開始を目指す。跡地は町が無償貸与する。
 記者会見で同社の平山成治常務は「積雪地域で発電事業のノウハウを得て、日本海側での展開も今後検討していきたい」と説明。町の担当者も「廃校跡地活用例のPRになるほか、固定資産税など地域経済の活性化にもつながる」と話した。

 総工費は約1億7千万円を見込み、一般家庭120世帯の使用量に当たる年間約41万キロワット時を発電、全量を東北電に売却する。

 東北ソーラーパワーの太陽光発電所建設計画は岩手県久慈市に次いで2カ所目。