市民太陽光発電所整備へ 4月まで出資者募集 静岡

2013.02.27

静岡新聞

 静岡市立日本平動物園など市内3カ所の公共施設に「市民太陽光発電所」を整備するため、NPOや地元企業が設立した事業会社「しずおか未来エネルギー」(静岡市、服部乃利子社長)が4月末まで、市民ファンドへの出資者を募集している。
 1口5万円(最大4口まで)、募集金額は2千万円(400口)。先着順。契約期間は5年。事業計画では、償還率は5年間で106・7%を予定している。元本は保証されない。
 事業は日本平動物園、清水日本平運動公園、番町市民活動センターの3カ所で、市から無償貸与を受けた施設の屋根などに計150キロワットの太陽光発電設備を設置し、売電収益を出資者に還元する。
 募集は都内のファンド会社「ミュージックセキュリティーズ」に業務委託。申し込みはインターネットのみ。詳細はhttp://www.securite.jp/ へ。