中・ジンコ、パネル上期出荷3.3GW 世界トップに

2016.08.30

PVeye

 太陽電池世界大手のジンコソーラーは、第2四半期の決算を8月26日に発表した。太陽光パネルの出荷量は前年同期比87.9%増の1.7GWとなり、上半期の出荷量は3.3GWに達し、世界トップとなった。四半期では過去最高の出荷を記録している。
 売上高は前年同期比86.1%増の59.6億元(約920億8200万円)、営業利益は前年同期比87.8%増の4.451億元、純利益は前年同期比266%増の2.801億元、売上総利益率は、20.4%だった。2016年通年の生産能力は6.3~6.5GWに達する見込みだ。
 ジンコソーラーの李仙徳CEOは、「最先端の技術と品質保証によって業績を伸ばすことができた。今年の太陽光発電業界は成長し続け、来年も安定すると予想されている。2018年からは太陽光発電のコストが石炭火力発電より安くなるだろう。太陽光はますます重要な役割を果たすようになるので、我々の将来は明るいと信じている」とコメントした。