独SMA、10kWパワコン今夏発売へ
2013.03.01
PVeye
太陽光発電向けPCS(パワーコンディショナ)世界最大手の独SMAソーラーテクノロジーは2月27日、出力10kWタイプのPCSを日本市場で発売する計画を明かした。現在JET認証の申請中で、今夏にも販売を開始する模様。全量売電市場の拡大に伴い、品揃えを拡充して提案を強める狙いだ。
同社の新製品は、3相3線式10kWタイプの小型PCS。昇圧トランスを内蔵しないトランスレス方式で、電力変換効率は96.5%(最大97.8%)と高い。用途は主に中小規模の太陽光発電所で、国内のシステムインテグレータに販売していく。
商品名は『SUNNY TRIPOWER 10000TLEE-JP』。入力電圧範囲300V~600V。重量45kg、外形665mm×680mm×265mm。製品の保証期間は通常5年だが、オプションで最大20年まで延長できる。