極東開発 1.5MWメガソーラー稼働へ

2013.03.15

PVeye

 極東開発工業(兵庫県西宮市、筆谷高明社長)が、福岡県飯塚市の福岡工場敷地内で建設工事を進めてきたメガソーラー発電所が竣工した。
極東開発グループでは、低炭素社会の実現に向けて太陽光発電事業への参入を決め、2013年 3 月 15 日より、第一弾として今回新設した飯塚市の発電所にて発電をスタートさせ、発電した電力の全量を九州電力へ売却する。当施設は、初年度の年間予想発電量が、一般家庭の年間電力消費量の約 520 世帯分に相当する約 186.7 万 kWh のメガソーラー発電所で、太陽光発電による CO2 排 出量削減効果は約 623.5t(初年度)となります。
 また、 2月 26 日には、太陽光発電事業の第二弾として、青森県八戸市の 旧東北工場敷地内にも 7月を目処にメガソーラー発電施設を設置すると発表済み。

【施設概要】
(1)所在地      福岡県飯塚市大字伊岐須 428(福岡工場内)
(2)敷地面積     約6万6,832m² (約6.7ha)
(3)施設面積     約2万3,329m² (約2.3ha)
(4)連系出力規模   1,500kW(1.5MW)
※パワーコンディショナーまでの出力規模で算出
(5)太陽電池モジュール
ソーラーフロンティア製 CIS太陽電池モジュール×10,460 枚
(6)パワーコンディショナー
TMEIC(東芝三菱電機産業システム)製パワーコンディショナー 三相3線式 定格容量500kW×3台


【当施設稼動に伴う効果】
(1)年間予想発電量(初年度)
約186.7万kWh/年 ※1.一般家庭の年間電力消費量約520世帯相当分。
(1世帯当り3,600kWh/年で算出。出典:電気事業連合会「電力事情について」)
※2.全量を九州電力に売却。

(2)CO2排出量削減効果(初年度) 約623.5t/年
※JPEA 表示に関する業界自主ルール(H23)に基づく計算式による。
(年間予測発電量(kWh)×0.334kg-CO2/kWh)