JR西が太陽光発電に参入 山口に初のメガソーラー建設
2013.02.13
JR西日本は13日、太陽光発電事業に参入すると発表した。土地の有効活用などが狙い。山口県内に所有する未利用地に出力5000キロワットの初の大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設する。
2013年夏頃に着工し、14年冬頃の稼働を目指す。一般家庭約1020世帯の電力を賄う規模の発電量を見込んでおり、発電した電気は中国電力に売却する。建設費は約19億円。
建設地は山陽新幹線沿いにあり、山口県山陽小野田市と宇部市にまたがる約9万平方メートル。以前は建設廃材の処理場として使っていたが、現在は利用していない。
真鍋精志社長は、定例記者会見で「買い取り価格などをみながら判断していきたい」と述べ、事業拡大を慎重に検討する考えを示した。