リープトンが〝非FIT〟を後押し
オンサイトPPAを支える『RE:ピート』本格始動
三重県松阪市で実績も
本格始動への準備を進めるなかで、21年4月には第1号案件が完成。航空機部品生産協同組合(三重県松阪市)の工場敷地内に出力738kWの太陽光発電設備が設置され、PPAによる供給が始まっている。
同案件では、施工会社のながせ(岐阜県揖斐郡)が『RE:ピート』を活用しながら、提案から設計・施工、設備の投資家選定などを担った。同社の西脇祐司顧問は、「オンサイトPPAを事業化するうえで足りない部分を補完してもらえました」と振り返る。
リープトンエナジーの中上課長は、「実績を踏まえた準備を終えたので、22年から『RE:ピート』の提案を本格化していきます」と意気込む。同社は国内に本拠を持つ安心感とともに、メーカーとしての価格競争力も有する。EPC企業や販売・施工会社にとっては非FIT時代も有力な協業先となりそうだ。