トリナ、410W品など新製品4種発売
水上、積雪で効果大の両面発電モデル
最後は、両面発電シリーズ『DUOMAX Twin』だ。両面ガラス構造で裏面も発電するため、光の反射が多い水上や積雪、砂地で効果を発揮する。場所によっては、通常の片面発電パネルより最大30%の発電量の向上が見込めるらしい。最近はフランスの政府入札案件で計16MW採用された。
新製品は、単結晶マルチバスバータイプで、120ハーフカットセル品と144ハーフカットセル品、さらにフレームあり仕様とフレームなし仕様からそれぞれ選択できる。
太陽光発電の適地が減少するなか、設置場所が多様化しており、最近は水上メガソーラーの案件も少なくない。それだけに、トリナは昨年、太陽光パネルと水上用フロート式架台を組み合わせたパッケージ品『トリナ・プロ』を開発し、日本で発売した。今後は両面発電シリーズが活躍する場面が増えてくるだろう。