気鋭のPV施工店

創電の事業魂

しかしながら、今後太陽光発電市場は競争が激化し、コスト要求が一層厳しくなるだろう。創電はどう展開していくのか。

吉田社長は、「競争激化で一時的に収益性が低下しても、撤退する企業が出てきますから、生き残ることができれば一定の収益を確保できるはずです」とし、「今後は、過積載や自家消費など、お客様のニーズは多様化しますから、サービスの画一化で展開する大手企業は厳しくなります。地域密着の我々に分があるはずです」と見解を述べた。

同社は太陽光関連事業を継続していく方針を固めつつも、新しい取り組みを始めている。そのひとつが、バイオガス発電装置の設計・施工である。

吉田社長は、「畜産農家の方に家畜の糞尿によるバイオガス燃料の発電事業に取り組んでもらうことによって、農業衰退に歯止めをかけられればと考えています」と、地元貢献を目的に事業を展開する意向である。

東海の有力企業の挑戦はまだまだ続きそうだ。