アンフィニ福島新工場の厳格な品質管理
来春にも寒冷地品発売
ただ、日本の太陽光発電市場は縮小しつつある。アンフィニにはどのような販売戦略を描いているのか。
小寺常務はまず商品開発についてこう方向性を語った。
「細かいニーズを汲み取った特殊パネルをつくれる機動力ある工場を建てようというのが、工場建設の目的のひとつです。2018年春以降に寒冷地仕様のパネルを発売する予定です」。
さらに販売展開について、小寺常務は、「世界の電力インフラが整っていない無電化地域で、スマートコミュニティ構想を実現させていきたいという3年越しの計画も進めています」と語る。
〝福島から世界へ〟。福島産パネルが世界で活躍する日は、そう遠くないのかもしれない。