ラインナップ拡充! 両面発電セルで発電量増加

今夏発売した両面受光セルを採用し たDUOMAXツイン。ダブルガラス構造で裏面発電によって出力が向上する

トリナ・ソーラーは今夏、DUOMAXシリーズに新たな製品を追加した。PERC技術を採用した両面発電セル搭載のDUOMAXツインだ。

両面ガラスパネルの生産によって実績を積んだ同社は、両面ガラスパネルの製造技術に強みを持つ。それだけに新モデルは両面発電とあって期待度も高い。

ツインもDUOMAXと同様に30年のリニア出力保証を適用している。

両面発電は裏面への反射や散乱光も取り込み発電する。草、砂、塗料など、地面の環境によって発電量が増加する。特に積雪地域では、雪の反射を利用することによって裏面での発電量が大幅に増加するという。

表面の出力範囲は285~300W、裏面発電分を加えると、片面発電に比べて発電量は5~20%増える。設置角度や環境によっては20%以上になる場合もあるという。同製品は60セルのP型単結晶だが、同社は今後さらにコスト低減に取り組み、N型単結晶タイプの発売も見据えている。新製品も要チェックだ。

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