世界トップSMAが低圧市場に本格参戦!

待望の24.5kWPCS 11月出荷開始へ

200%過積載には単相PCS

コストと品質、さらに安心・安全を追求する低圧発電所オーナーは、迷わず24.5kWPCSを採用し、安心安全パッケージにも加入しておこう。ただ、太陽光パネルの設備容量をPCSの定格出力の2倍の過積載にこだわるオーナーは、SMAの単相PCSが有益だ。

いまや過積載発電所はほぼ常識化しているが、過積載発電所でPCSを使い続けると、定格出力時の稼働時間が長くなり、寿命が短くなりかねない。SMAは、今回の24.5kWPCSは、過積載率180%までとしているのに対し、『Sunny Boy』シリーズの3.5kW、4.5kW、5.4kWの単相PCSには、同200%まで保証している。

豊原セールスダイレクターは、「PCSは、電子部品である以上、熱に弱いのです。つまり、いかに熱の影響を軽減する構造にするかが、長寿命化のカギなのです」と語ったうえで、「当社のPCSは、変換効率が極めて高いうえ、独自の冷却方式を導入しています。構造上、熱の影響を受けにくいのです。過積載については、20年全く問題ないことを確認済です」と自信を見せる。

なお、『Sunny Boy』は太陽光パネルの高電流化にも対応、入力電流範囲は15Aと高く、たとえば両面発電パネルとも相性がよい。