世界最大手トリナが発売した次世代パネルの魅力

自動制御で発電量最適化!

アップグレードが容易になった新モデル

カセット式になった新モデルのジャンクションボックス

『トリナスマート』の初代モデルでは、マキシマイザはモジュールと一体型になっていた。そのため、故障や不具合が起きた場合は、モジュールごと買い替えるか、現地での付け替え工事が必要だった。

今回発売した新モデルでは、ジャンクションボックス部分をカセット式にしたことで、容易に着脱できる。将来、新モデルにアップグレードする際もモジュールを取り外すことなく、新機能を追加できる。

また、購入の際の選択肢が広がった点もユーザーにとっては嬉しい。これまでは、モニタリング機能、出力自動遮断機能、発電量の最適化機能の3種類をパッケージにしたフルセットのみの販売だったが、新モデルは、ユーザーのニーズに柔軟に対応するため、導入時に機能を選択できる。コスト優先で、安全性を求めるユーザーは出力遮断機能と遠隔監視機能がセットになった『トリナスイッチ』を選択すればよいだろう。

太陽光発電所を設計する際、部分的に『トリナスマート』を導入すれば、設置スペースの有効活用に繋がる。新モデルは、モジュールを1枚単位でもストリング内に設置できるようになったため、影の影響で発電量が下がっている一部のストリングを『トリナスマート』に置き換えて、通常のモジュールや『トリナスイッチ』と組み合わせて使うことも可能だ。

利用するソフトウェアはリモートでアップグレードされ、常に最新の状態を維持している。基本システムは、最大120枚のモジュールの発電データを無線で収集する『ゲートウェイ』と、集めた情報を管理し、パソコンなどに表示する『クラウドコネクト』で、それらを繋ぐインターネット環境が整っていればよい。モジュールの設置は、通常とほとんど変わらず、見た目もほぼ同じ。ジャンクションボックスは通常サイズよりも小さい。モジュールは、60セルの単結晶と多結晶の2種類を用意した。

トリナ・ソーラーの次世代モジュール。その効果を一度確かめてみてはいかがだろうか。

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