ファーウェイPCS 人気沸騰中

日本で1GW受注へ

発電量が最大8%増

愛知県内に建設された水上メガソーラー。気密性に優れるファーウェイの分散型PCSが採用された。ファーウェイのPCSを使えば発電所のレイアウトがシンプルになり、定期点検もしやすい

ファーウェイ製PCSによる分散設置の最大の魅力は、年間の発電量が4%から最大で8%も増えることだろう。

たとえば、1MWの太陽光発電所に500kW機を2台使用する集中設置の場合、MPPT(最大動作点追尾機能)が1回路の大型PCSであれば、計2台で2回路しか働かない。太陽光パネルに影がかかったり、不具合が生じたりすると、それが全体の発電に影響し、出力が落ちてしまう。

これに対し、ファーウェイの27.5kW機にはMPPT回路が3回路搭載されているため、1MW分を計36台で構成すると、108回路のMPPTが機能する。各々入力電圧が最適制御されるため、影などによる発電損失は大幅に軽減され、発電量は増加するのである。

さらに、ファーウェイのPCSは、施工がしやすいというメリットもある。最近は適地が減少し、重機を使った大掛かりな作業の伴う大型PCSでは設置できないケースもあるが、中型PCSは重量が48㎏(28KTL型)と軽く、重機も基礎工事も要らない。アレイの裏に簡易に収納できるため、あらゆる場所に設置でき、建設費も安く抑えられるのだ。とくにファーウェイのPCSは、筐体の保護等級がIP65と高く、塩害地や積雪地にもそのまま使用できる。

一方、中型PCSは、O&M(管理・保守)の観点からも有益だ。大型PCSの場合、不具合が生じると、PCSメーカーの担当者に現場で修理してもらわなければならず、復旧までに1週間以上かかり、1回あたり数十万円の費用がかかる。しかし、ファーウェイのPCSは、故障機を新品と交換すればよく、2日以内に復旧でき、費用も割安だ。

これから太陽光発電所を建設される発電所のオーナーは、一旦踏み止まって、ファーウェイのPCSを検討してみてはいかがだろうか。

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