創・蓄・省で無理なくエネルギーの自給自足を実現!

三菱電機の「エネディア」が暮らしを変える

EVの蓄電力をフル活用

EV用パワーコンディショナ『SMART V2H』。EV/PHEVと太陽光発電システム、系統の電力を同時に使用することができる。

一方、蓄エネ機器は、他社にはないEV用パワーコンディショナ『SMART V2H』が注目だ。EV/PHEVの車載用バッテリーの蓄電容量は、10〜20kWh、なかには20kWhを超えるものもある。この容量は市販の住宅用リチウムイオン蓄電池よりも遥かに大きい。そこで、これを蓄電池の代わりに活用しようというのが同製品のコンセプトだ。

太陽光発電で発電した電気をEV/PHEVにためたり、EV/PHEVのバッテリーにためた電気を家庭に給電したり、あるいは太陽光発電、EV/PHEV、系統の電力を混ぜて同時に使用することも可能である。

従来のV2Hシステムは、充電と放電の切り替え時に電力供給が停止する時間が発生し、停電時はEV/PHEVから家庭に給電できるが、同時に太陽光発電からEV/PHEVへ充電できず、EV/PHEVの残量分しか給電できなかった。『SMARTV2H』は、停電が続いた場合でも、太陽光発電の電力を、家庭への給電とEV/PHEVへの充電が可能なうえ、同時にEV/PHEVから家庭に給電することができる。