ファーウェイ住宅用蓄電池の魅力
ファーウェイ蓄電池が一新
そんな人気を博したファーウェイの住宅用蓄電設備が25年6月にも一新される。従来機種が5kWh単位で最大15kWhまで蓄電容量を増設できるのに対し、新機種の『LUNA2000−21−NHS1』では7kWh単位で最大21kWhまで増設できるようになる。防水・防塵性能を示す保護等級はIP66まで高まり、重塩害地域や寒冷地にも設置できるようになるほか、新機種には嵌合方式のケーブルレス設計が施される。これによって、機器同士の接続に際して配線が不要となり、設置時間が半分程度に短縮されるのだ。
もっとも、ファーウェイは、安全性に対しては徹底して配慮している。従来機種に内蔵の消火モジュールを新機種にも搭載し、発火が生じた際には瞬時に消火ガスを噴出し、熱暴走を抑制する機能を導入したほか、燃え広がらない燃焼防止機能も設置、2段構えの安全対策を講じている。このほか、新機種には、従来機種と同様に蓄電池パックごとに個別制御するオプティマイザ機能を搭載させ、製品の長寿命化を図っている。
栗山社長は、「ファーウェイさんの新機種は、機能が盛りだくさんで、申し分ありません。お客様には自信をもって提案できる製品なので、今後も積極的に販売していきます」と意気込む。
ただし、多機能であるためか、初めてファーウェイの製品を設置する業者は初期設定などに手間取ることもあるようだ。そこで、ファーウェイは、25年3月から5月にかけてEPC(設計・調達・建設)企業や販売・施工店を対象に新機種の紹介セミナーを開催する。東京都、愛知県名古屋市、大阪市、福岡市、石川県金沢市の計5ヵ所で開催し、製品仕様や通信設備の設定方法などを細かく説明する予定だ。
販売・施工店へのサポートを徹底しているファーウェイは、住宅用蓄電設備の販売を着々と伸ばしている。
いまや住宅用太陽光発電設備と住宅用蓄電設備のセット導入は一般化しつつある。住宅用蓄電設備の商品選びでお悩みの販売・施工店は、これを機にファーウェイ製品を検討してみてはどうか。