Vol.68
鶴の湯水力発電所
地元企業の過半数出資で設立された仙北水力発電が運営する水力発電所。地元企業による調査工事や土木建築工事、電気工事によって建設された。砂防堰堤付近に取水口を敷設したほか、導水管を地中に埋設するなど、周辺の環境負荷を最小限に抑えたという。仙北水力発電では、社員2名を雇用し、近隣の小野草水力発電所を含む2つの水力発電所を管理・保守している。売電収入の一部は、田沢湖固有種のクニマスの復活などに使う地域振興基金に充てる予定。再生可能エネルギー発電所を開発するシン・エナジーが設備設計や技術支援を行った。