ソーラーエッジテクノロジージャパン
産業用PCS発売 試運転機能で作業性向上
日本向け三相PCS『SE100K-JPI4／SE120K-JPI8』
オプティマイザ付きPCS（パワーコンディショナ）を販売するソーラーエッジテクノロジージャパン（神奈川県横浜市、ローネン・フェイアー代表）は2021年12月、出力120kWと同100kWの三相PCSを発売した。試運転機能を搭載し、施工性を高めた。発電事業用のほか、リパワリング（改修による発電増）案件や自家消費案件などへも提案する。
同社は交直変換装置3台と接続箱を合わせた製品を開発。USBモバイルバッテリーを使って試運転でき、受電開始前に初期設定が行えるようにした。パネル設置時に配線接続を確認できるなど、作業性を高めたという。
また、PID（電圧誘起劣化）対策が施されていない旧式の太陽光パネルを設置した太陽光発電所への導入を想定し、夜間にパネルへ逆バイアスをかけるPID抑制機能を内蔵。交直変換装置を32㎏、接続箱を18㎏と軽量化し、持ち運びしやすくした。
