エコフロー・テクノロジー・ジャパン
可搬型の大容量蓄電設備発売
ポータブル電源を開発するエコフロー・テクノロジー・ジャパン(東京都江東区、安齋美子社長)は2022年1月10日、可搬型の蓄電設備を発売すると発表した。従来品より容量を増やし、民生用の非常用電源として販売する。
新製品には、蓄電容量3.6kWh、出力3kWのリン酸鉄リチウムイオン蓄電池が搭載されており、利用者は非常時も家電製品を長時間使用できる。付属のACアダプタで家庭用コンセントから充電できるほか、別売りの折り畳み式出力400Wの太陽光パネルからの充電も可能で、最短3.1時間で満充電となる。車輪が備わったことで持ち運びが容易になったほか、別売りの蓄電設備を併用すれば、10.8kWhまで容量を増やせる。
外形は、幅635㎜×奥行き416㎜×高さ285㎜、質量は約45㎏。商品名は『EcoFlow DELTA Pro』、価格は税込み39万9300円。蓄電容量を拡張できる『DELTA Pro 専用エクストラバッテリー』の価格は税込み29万7000円である。