住友電工、住宅用ハイブリッド型蓄電設備発売
CTセンサ内蔵で施工性向上
住友電工は2022年3月1日、新しい住宅用蓄電設備を4月に発売すると発表した。同社初のハイブリッド型で、大容量の全負荷対応製品とした。初年1万台の販売を目指す。
住友電気工業はこのほど、蓄電容量12.8kWh、出力6kWのハイブリッド型蓄電設備を開発。自立運転時の出力を6kVAとし、停電時に200V機器を利用できる全負荷対応製品とした。蓄電池やパワーコンディショナを同じ筐体内に収める一体型製品で、同社パワーエレクトロニクス技術部技術企画グループの上田光保グループ長は、「蓄電設備とは別に用意する逆電力検出用のCTセンサを業界で初めて内蔵させた。施工時間を短縮できる」と述べる。
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