[第1回]
岐路に立つ新電力
新電力のコンサルタント、アンプレナジーの村谷敬代表による新連載。波乱含みの電力自由化市場で、新電力はどこに向かうべきか。村谷代表が行く手を照らす。
村谷敬(むらたに・たかし)
1980年生まれ。群馬県出身。成蹊大学法学部法律学科卒。行政書士。エナリス、エプコで培った電力自由化業界の経験を基礎に、電力ビジネスのコンサルティングを行う。エネルギー法務を手がける村谷法務行政書士事務所の所長を務め、2017年にAnPrenergyを設立、代表取締役に就任。
日本で電力の全面自由化が実施されてから早3年半。新電力の登録件数は600社以上と増加の一途を辿り、うち400社程度が実際に電力を供給している。顔ぶれは多彩で、都市ガス会社、LPガス業者、通信会社、商社、太陽光関連企業から自治体に至るまで、多士済々の様相を呈している。
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