フィールドロジック
自家消費向け監視装置、開発強化
遠隔監視装置を販売するフィールドロジックが自家消費向けの製品開発に力を注いでいる。柔軟に仕様変更できる強みを活かす構えだ。
フィールドロジック(大阪市、木村敏社長)は、高圧・特別高圧太陽光発電所への遠隔監視装置の販売で実績を伸ばしたが、近年は自家消費向け遠隔監視装置の開発を進めている。とくに同社が力を入れているのがPCS(パワーコンディショナ)の出力制御機能である。というのも、全量自家消費用の太陽光発電設備の場合、余剰電力によってRPR(逆電力継電器)が作動してPCSが停止すると、客先で機会損失が発生する。監視装置にはRPRが作動しないようPCSへ出力制御の指令を送る機能を導入しなければならないのであるが、この点において同社は従来の自家消費向け装置を22年4月から刷新する。
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