ニチコン
蓄電容量12kWhの単機能型蓄電設備発売
ニチコン(京都市、武田一平会長)は2020年5月末に蓄電容量12kWhの単機能型蓄電設備を発売した。気象警報に応じて自動で満充電にする機能を導入した。年間1万台の販売を目指す。
同社は15年6月にJET(電気安全環境研究所)認証を取得した蓄電容量12kWhの単機能型蓄電設備が20年6月に同認証の有効期限を終えることから、機能・性能を引き継ぐ後継機として新製品を開発した。20年4月より提供を開始している大雨や暴風警報が発令された際に自動で蓄電設備を満充電にして停電に備える『気象警報対応運転サービス』にも対応させた。
10年の自然災害補償と15年の製品保証を付与する。希望小売価格を税別370万円とし、販売会社などを通じて住宅オーナーへ販売する。