ヴィーナスレーザー
太陽光パネル搭載の防鳥用照明器具発売
照明器具販売のヴィーナスレーザー(東京都千代田区、奥平賢浩社長)は2022年5月2日、太陽光パネルを活用した防鳥用の照明器具を発売した。鳥獣害対策用の設備として農家などに売り出し、初年度100台の販売を目指す。
同社は中国企業から調達した出力60Wの太陽光パネルと蓄電容量24Ahのリチウムイオン蓄電池を搭載し、屋外の給電経路がない場所でも使用できるようにした。照明器具は、照射距離5m程度の異なる14種類の可視光線を5分間木々などに照射し、光を投影させて鳥を追い払うもの。5分間隔で点灯と消灯を交互に繰り返す仕組みにして消費電力を抑えた。
太陽光パネルでリチウムイオン蓄電池に充電すると、約8〜10時間で満充電となる。満充電状態であれば、無日照環境下で最大4〜6時間の連続稼働が可能だ。防塵・防水の保護等級はIP65である。
照明器具本体の外形は幅150㎜×奥行き270㎜×高さ215㎜。質量は約2.7kg。商品名は『ソーラーパネル付属防鳥用レーザー』。設備一式の販売価格は税別19万8000円。製品保証期間は3ヵ月。