マキシオンジャパン
住宅用太陽光設備2種発売
シンガポールに本拠を置くマキシオンソーラーテクノロジーズの日本法人、マキシオンジャパン(東京都港区、小西龍晴代表)は2022年5月24日、住宅用太陽光発電設備を2種類発売した。全国の正規販売店を通じて拡販する構えだ。
同社は今回、太陽光発電設備単体と、太陽光発電設備と蓄電設備を合わせた商品を用意。いずれにもバックコンタクト技術を導入した出力400Wで変換効率22.6%の太陽光パネルを用いた。前者には出力4~5.9kWの台・デルタエレクトロニクス製PCSを、後者には蓄電容量5~15kWh、出力4.95kWの中・ファーウェイ製のハイブリッド型蓄電設備をそれぞれ採用した。PCSに接続するHEMS(家庭内エネルギー管理システム)で電力使用量や発電量を把握できるようにしたほか、パネルを様々な形状の屋根に設置できるように栄信製のアルミ製架台とステンレス製架台を用意した。
同社の小西龍晴代表は、「40年のパネルの出力保証に合わせて、蓄電池とPCSの機器保証を20年に統一した。業界最長だ」とし、「親子2世代に亘って使い続ければ、経済性は増す」という。
同社は全国に販売店網を展開し、現在約20社と契約しているという。販売員の研修制度などを導入し、25年までに100MW程度の販売を目指す。
この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です