エコフロー・テクノロジー・ジャパン
可搬型蓄電設備発売
可搬型電源を開発するエコフロー・テクノロジー・ジャパン(東京都江東区、崔斌社長)は2022年8月10日、可搬型の蓄電設備を発売すると発表した。民生用の非常用電源として電子商取引サイトで拡販していく。
新製品には蓄電容量1.024kWh、定格出力1.5kWのリン酸鉄リチウムイオン蓄電池を搭載。ACコンセントなど6種類の出力端子を設け、最大15台の電気機器へ同時に給電できるようにした。
利用者は、付属のACアダプタで家庭用コンセントから充電すると、最短80分で満充電できる。別売りの折り畳み式出力400Wの太陽光パネルからの充電も可能だ。別売りの蓄電設備を併用すれば、最大で3.04kWhまで蓄電容量を増やせる。スマートフォンで専用のアプリを使えば、充電状況の確認や充電速度の調整ができる。
外形は、幅211mm×奥行き400mm×高さ281mm、質量は約12kg。商品名は『EcoFlow DELTA2』、価格は税込み14万3000円。製品保証は5年間である。
蓄電容量を拡張できる蓄電設備は2つ。『DELTA2専用エクストラバッテリー』が蓄電容量1.024kWh、定価11万円で、『DELTA Max専用エクストラバッテリー』が同2.016kWh、同14万9600円である。